シナリオ全クリ&写真ポイントも全て分かったので感想と評価をまとめてみたいと思います。

基本的にはタイムリープアドベンチャーで、遠い昔には戻れないという触れ込みでしたが、写真を通せばかなり過去へも行けるという謎設定有り。

科学的根拠はなしでシュタゲのような説得力はないので【SFサスペンス】って感じでした。


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【最後まで理由が不明なタイムリープ能力】

主人公はいきなりタイムリープ能力を持ちますが

これに関してはエピソード3【カオス理論】でタイトルとして少し触れられる程度で、何故そうなったとか、根拠的な事は全く出てきません。なのでほぼSFですね(´・ω・`)そして、マックスは力を使い過ぎると鼻血が出ます。

●タイムリープ⇒【シュタインズゲート】

●鼻血⇒【ビヨンド(双子霊の奴)】

【レイチェルを出さなかったのは愚行】

ライフイズストレンジを始めると即目に付くのが失踪したレイチェルのポスター。

まあこれはクロエが貼りまくってるんですが、結局発見するのは遺体になった彼女だけ。途中で雌鹿の幽霊のようなのが出てくるので、実はそれがレイチェルなのかな~?なんて思いましたが、根拠が発見出来ないので却下。レイチェルかもしれないし、違うかもしれない。

ただ、このシナリオだったら分岐でレイチェル生存あっても良かったかなと思いますね。

ネイサンによってやられたパターンと、逃げれたパターンとか、写真なら過去へマックスが行けるんだから実際のレイチェルが生きている描写入れるとか。予算の問題か?

【犠牲には犠牲の設定】

クロエの父ウィリアムを助けて戻ったら、事故って虫の息で余命幾ばくもないクロエに変貌。衝撃受ける程変わり果てるのでここはこの作品では見どころの一つだと思います。



これもまあ見方によればまゆしい救けたら紅莉栖死んで、紅莉栖生きてたらまゆしい死ぬみたいな、、、シュタインズゲートはこの世界にはない。ある意味エンディングで決定出来るので現実感は強いけれど。

●紅莉栖⇒クロエ 町全部⇒まゆしい みたいなねw

【サイコパス「ジェファソン」】

ここはオリジナルっちゃオリジナルですがありきたりとも言える微妙な所。但しシュタゲの天王寺みたいに中途半端に正義感はなくて完全にイカれてるのは海外設定のおかげかなぁ。

【クロエの命とハリケーンが等価て】

最後の選択でクロエが犠牲になったらハリケーンは起こりません。

これって以下にも洋ドラチックですね。

これを一種のバタフライ効果だというのであればあの規制かかりまくりのホラーゲームが頭に浮かんでくるよね(´・ω・`)アンチルダウンだっけ?こう見たらパクリゲーにしか見えない。

【シナリオはオリジナル】

まあ要素は先に色々書いた通り、売れた作品とかのパクリオマージュが多いけれども、シナリオ自体の出来はいうなれば新作映画の様な感じで結構良かったです。

展開も1話完結でちょっと長い洋ドラをマックスになって体感出来て、結果も行動でパターンが変わるから少しずつずれたパラレルワールド話になる。エンディング分岐は両方すぐ見れる親切設計なので両方見ましたが、町犠牲パターンの方が、作品としては締まった気がしますね。

つかこんだけやって最後にクロエ犠牲とか、どんな偽善者ですかって感じです。

まあ、、、クロエ生存だと町の犠牲はもうほんとにトンデモナイんですが、、、。

【キャラクターの個性】

クラスメイトも結構いるけれど目立ったのはこの記事で紹介した人たちが殆ど。あとは本当にオマケみたいな扱いなのです。ここも予算が原因でしょうねおそらく(´・ω・`)

それでもマックスやクロエはかなり魅力的なキャラクターだったと思うし、デイヴィッドやフランクもいい味が出てた。それだけにレイチェルが全く出ないのが残念でならないですね。。

【総合評価】

良くも悪くもSFでアドベンチャーで映画感の強い作品です。

洋画が好きな人には楽しめる内容だけれど、洋画に興味ない時点で置いてきぼりになる可能性大。何回も名前出してあれですがシュタインズゲートを越えるって事は無かったですね。

グラフィックを加点したらビヨンドよりも劣ってしまう。

それでも値段相応(そもそも4000円だし)で、出来が悪い訳ではないので買って遊んで損とは思わないでしょう。

ボリュームもこういうゲームとしてはちょうどいい感じ。映画っぽいゲームで長いのは間違いなく垂れる所が出てくるので。あとちょっとした謎解き要素なんかは良かったですね(´・ω・`)難しくもなく簡単すぎもしないので(*´ω`*)

という訳でライフイズストレンジの感想でした(´・ω・`)